yuik29's blog

1988年生まれ札幌在住です。0歳児のこどもがいます。日々の雑感を書いていきます。

将棋の学習記録(11/6)

将棋の学習記録をつけていこうと思います。

 

対戦記録(11/6)

 

 今日の学習時間:1時間30分

 

対戦数サイト名対戦モード相手が持つ駒勝敗対戦成績
1 こまお 10枚落ち 歩×9 玉 勝ち 1勝0敗
2 こまお 8枚落ち 歩×9 金×2 玉 勝ち 1勝0敗
3 こまお 6枚落ち 歩×9 金銀×2 玉 勝ち 1勝0敗
4 こまお 4枚落ち 歩×9 金銀桂×2 玉 勝ち  1 勝0敗
5 こまお 2枚落ち 歩×9 金銀桂香×2 玉  勝ち 1 勝0敗
6 こまお 平手 全部  負け  0勝1敗

 

 明日、あさっては竜王戦第3局の中継を見て学びたいと思います。

 

竜王戦サイト http://live.shogi.or.jp/ryuou/index.html

『地方にこもる若者たち』を読んで

地元を離れて8年。

帰省をするたびに感じていた、地方の魅力的なところ、つまらないところ、そして漠然とした不安は、日本全国の地方都市で暮らす若者に広がりつつあるのかもしれません。

 

今、わたしはいつか地元(三重県)に戻りたいと思いつつ、札幌での生活を選んでいます。 

でも、この本を読んで、その「いつか」は、何もしなければ自分から選択することはないのではと思いました。

  

地元に帰りたいと思う理由。

・家族がいる

 家族、親戚も含めとても仲がよく、我が家は頻繁に人が出入りする家です。

マンションのオートーロックで区切られた空間より、人が自由に出入りできる開けた空間に心地良さを感じます。

・空気がきれい

 札幌は東京や大阪ほどではありませんが、やはり市内は空気が汚れています。

山の上からだとはっきりとスモッグを見ることができます。

・時間がゆっくりと流れている

 心からリラックスできる、のんびりすることを許された場所な気がします。

札幌にいる時は、いつも仕事や趣味、読書など、やることに追われて本当に心が落ち着くことがありません。

追われているといいつつ、何かやらなきゃという気持ちにかられていると言った方が適切かもしれません。

・野菜も魚もおいしい

 自分の畑で作った採れたての野菜やお米、知り合いの魚屋で買う魚はスーパーで売っているものと味は比べ物にならないほど美味しくて豊かです。

 

地元に今は帰りたくないと思う理由

・刺激が少ない

 美術館もライブハウスもカフェも図書館も都市にあるものとは質が低かったり、そもそもなかったりします。

・選択肢が少ない

  ショッピングセンターもデパートも1種類ずつしかなく、数少ない選択肢から服も仕事も雑貨も選ばなければなりません。

 ネットショッピングがあるので、都市にしか売っていないものを購入することはできますが、やはり実際に見て購入するのとは違います。

・ワクワクする仕事がない

  工場で作業や行政関係、公務員、JAが主な仕事です。

都市のようにイノベーションを起こすような仕事はとても少ないです。 

・思考停止になりやすい

 刺激や選択肢が少ないことで、思考停止に陥りやすいという危機感がいつもつきまとっています。

・30,40年後に対する漠然とした不安

 両親や親戚がいるこれから10-20年近くはそれなりに楽しく安定、安心した生活を送ることができるでしょう。しかし、両親がいなくなった後、若者の少ない地元ですでに衰退しつつある古い共同体に何が残るのか、地元でどうしたいのかはっきりと自分の中で見えません。おそらくわたしの子どもも都市に行くと思うので、地方にいても1人きりの老後の可能性は十分にあります。

 

家族を喜ばせるためにも地元で暮らしたいと思いつつ、家族との時間だけを理由に地元に戻ることはできないなとどうしても思ってしまします。

まだ20代なので、今後の将来を考えると現時点で地元に帰って充実した地元ライフを送るには、スキル面でもまだまだ準備不足と考えています。

 

それではどうしたら、地元に帰ろうと自分から思う日が来るのか。

下記のツイートにヒントがある気がします。

 

 

・自分で仕事を創ることができる

 伝統的な田舎のコミュニティの良いところを感じながら、都会的なイノベーションを起こす仕事を行う。

・自ら生産することを楽しむ趣味をつくる

 テレビや映画を見て過ごす、大型ショッピングセンターへ行く等だけでなく、農業や漁業に携わる、絵を描く、こだわり料理をつくる等、自ら何かしら生産することを趣味とする。おそらく地方の方が自然が近い、物も人も少ないというのもあって自ら生産する機会や得られる豊かさは大きいのではないか。

 

漠然とした不安や思考停止になる危機感を感じないくらい、自分に確固たるものができた時、地元に帰ろうと思うのかもしれません。

 

『地方にこもる若者たち』には、仲間との関係が濃いことが地元の魅力として書かれていますが、高校、大学と進むにつれて外に出て行ったわたしは、同質性のある仲間は地元にいません。

今でも仲良くしているのは、札幌生活を通じて出会った人や地元で出会ったけどすでに都市部にいっている人で、全国に散らばっています。

自分で仕事を創ることができる人間は、仕事を通じて、仲間は得ることができ、そこから地域との関係性を創ることができるので、そうしたUターン者にとっては、家族・仕事・余暇の充実がとても充実していることが重要なのかもしれません。

 

親世代がいなくなる、30,40年後に地方がどうなるのか、わたしには想像できませんが、今を大切に少しずつ前に進んでいこうと思います。

 

参考:

孤独なニュータウンの近未来――もし、アメリカの後を追いかけているとしたら - シロクマの屑籠 (id:p_shirokuma / @twit_shirokuma)